JINMO爆展 “id 2 : Osaka”

post-rogo
  • Jul 2011

    2011.08.01(MON) – 08.14(SUN)

    JINMO爆展 “id 2 : Osaka”

    OPEN 16:00 – CLOSE 23:00
    水曜日休館

    “NASA採用のマイクロスコープ技術が明らかにする数十ミクロンの墨跡”

    Opening Reception Event
    2011.08.01(MON) start 20:00 finish 21:00
    入場無料

    JINMO 氏(東京)とインタヴュワーにINSECTSマガジンの 中村悠介 氏(ギャラリー・大阪)を迎えてのSKYPE経由でのトークセッション。
    UST配信あり。http://www.ustream.tv/channel/galaxy-gallery

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    Closing Special Event
    << JINMO氏来館 >>
    2011.08.14(SUN) 18:00 START
    DOOR:¥2,000 w1D

    顕微鏡搭載ペン+スカウター型モニター・システム”The System nanoZen 初号機”を使用しての公開制作。 JINMO爆展 “id 2” Osakaのプロデューサー・COLO と、スカラ株式会社エンジニア・野池潤一氏と専属学芸員・eMico嬢による、芸術面と技術面からnanoZenについて考察するトークショー。その後、Jinmoidを使用してのJINMO無伴奏独奏演奏会をおこないます。

    - 主催 – GalaxyGallery , Avant-attaque -協賛- スカラ株式会社

    “nanoZen”は「書く者の心象の反射」という原初的な書の持っていた“現象”である。

    nanoZenについて/JINMO

    “書道”の誕生期の、その原初的意味合いとは、データを伝達する為のメディアに過ぎなかったはずの文字が、そこに乗せられたデータのみならず、文字そのものの造形、書く者の心象の反射として、“抽象美”を見いだされたという、大きなパラダイム・シフトであった。

    禅宗においては、心象反射以外を削ぎ落とし、純粋抽象としての“円相”が誕生した。もはや書は文字という枠組みを捨てさり、抽象美としての純粋性を発光させた。書が文字機能を捨て去ったという再び大きなパラダイム・シフトであった。

    それが今日の”墨象”へ連なり、もはや図形としての形態をも脱ぎ捨て、二次元の”視覚芸術”であったはずのものが、その速度の記録をも墨跡に表現した”時間芸術”、額や掛け軸といった枠組みの外部にも作用していく”空間芸術”として、様々なアイデンティティー、カテゴライズを自らが破壊脱皮していく”成長の芸術”であった。

    が、20世紀後半以降、スタイルが固定化していき、先達の模倣、翻案などが好まれ、書道が本来持っていた伝統破壊、前例からの脱却と前進というアナーキーなエネルギーは喪失されてきたのが現実である。
    “nanoZen”は「書く者の心象の反射」という原初的な書の持っていた“現象”である。

    墨象以後から始まった更に脱却前進するエネルギーである。

    デジタル・メディア以降に生きる現実感を前提とし、いかなる撮影やデジタル・スキャニングを持ってしても複製不可能な存在として、デジタル・エイジが威力とする複製を拒絶する”唯一性を輝かせる体験”である。

    そう、nanoZenは”作品現物と現実に対峙する体験”を必然要求する。

    一筆一筆は顕微鏡観察でなければ不可能な極微細をもって“書く行為”は制御されるが、その完成に至るまでの各筆毎の関わり合い方という“どう書かれていくのか”の点においては、筆を持つ者の意思を超えて自由となる。

    聴覚的表現でいうならば、古くは新約聖書に記録され、今日ではペンテコステ派などが見せる“異言(Glossolalia)”に非常に近い。
    作品に対峙し、観る者の視覚の深度によって、どの辺りのディテールまで認識できるのかは常に変化し、nanoZenは様々な様相を呈しながら、そして鑑賞者自身の”心象の反射”として動き始めるのである。

    JINMO プロフィール

    絵画、書、コンピュータ・グラフィックス、アニメーション等、表現のメディアやジャンルに拘らず、また各々のメディアやジャンルを越境した視覚芸術を創出する。

    現在、そのスタイルは” nanoZen”、”爆墨”、”GaV”の三つに大別される。書家を母に持ち、幼少期から書を始める。1980年代末からは、コンピュータを使用した視覚表現を始める。

    2003年からインターネット上で、現在の”GaV”の前身に当たる細密巨大コンピュータ・グラフィックス”Drawing”シリーズを発表し始める。

    2006年秋、サンディエゴ現代美術館館長であり、国際デジタル芸術展”Art Of Digital Show”の監修も務めるHugh Davies氏が、Drawing作品”Crimson Altered States”を気に入り、一ヶ月半の全会期中、同展に飾られた。

    2010年3月、爆墨作品を中心にした”JINMO爆展 id”を、渋谷区恵比寿の”MAGIC ROOM???”にて開催。

    2010年9月、第30回フィナール国際美術展にnanoZen作品を2作品出展。

    同展選考員であるキャロリーヌ・リー女史(死ぬまでピカソ、シャガール達が出展し続けたパリの美術展”サロン・ド・メ”の名誉会長、前会長にして彫刻家)に『この作品となら、生涯、生活を共にしたい』とまで絶賛され、作品”nanoZen 002″に対して、同展30年の歴史上初めて特別に設けられた”キャロリーヌ・リー賞”が授与された。
    2011年6月から8月には、nanoZen作品を中心にした”JINMO爆展 id 2″を東京の”MAGIC ROOM???”を皮切りに、大阪”Galaxy Garally”、岡山”Image”で、3ヶ月連続3都市にて作品展を開催することが決定。

    また、年内にはキャロリーヌ・リー女史とのコラボレーション展が、東京で開催される事も決定している。
    『私は自らを”音楽家”や”画家”といった矮小なアイデンティティに落ち着かせる事に、猛烈なる反発を発動させる。強いて言うならば、自らは”Avant-attaque(前撃)”の実践行為者であり、天的嗣業の前に血を流し、微笑むメディアムである。』と、JINMOは明言している。